映画/所有

今日からまた仕事。

結局ずっと体調が思わしくないままだったので、美味しいものも食べられず、お酒も飲めず。幸か不幸か天気も悪く。せめて有意義なことをしようと思い、気になっていた映画を観たりして過ごした夏休み。

去年くらいからなぜか映画館で映画を観ることができなくなってしまい、なのでもっぱらレンタルDVDかAmazonのプライムビデオ。Amazonプライムには本当にお世話になっている。これだけのことができて年会費3900円なら安いもんだ。

わたしは好きな映画を何度も繰り返し観ることに快楽を感じる性分なので、好きな映画のDVDはわりとすぐに購入してしまう。好きなシーンだけ見ることもあるし、丸々見直すこともある。音は消して、映像だけ流しておくこともある。

とは言え、購入してから見直していないやつもあるんだけれど、それはそれでいいのである。本なんかもそうだけど、究極、その背表紙(DVDも背表紙って言う?)が棚に並んでいるだけでも満足なのだ。何でもないふとした瞬間に、その中に詰まった物語や景色や台詞を思い出したりするきっかけになるから。部屋にあると、何でもないようなときにそのタイトルが不意に目に入ったりする。その瞬間、思考がふわっとその映画に持っていかれる。そういう瞬間が好き。ただ取り出して、ぼんやりジャケットを眺めるのも好き。観たい時に観たいからというのとは別に、そういう理由で、わたしは本やDVDをできるだけ所有していたいなあと思う。もちろん、あれもこれもというわけじゃなく、自分なりに厳選して、だけれども。

休みの間に観た映画は計6本。うち2本はとても面白かったので、DVDの購入を検討中。できるだけジャンルが偏らないように意識して選んだ6本だったんだけれども、久しぶりに観たSFが存外面白くて、ブーム到来しそうな予感。