夏の準備/青梅のにおい
6月に食べたものを6月のうちに更新しようと思っていたのに7月になって早半月が過ぎてしまった。もう今更だしと迷ったけれど、記録しておきたいので書くことにする。
と言いつついきなり5月の写真。恋人が作ってくれたナポリタン。こってこてのケチャップ味。口の周りを真っ赤にしながら氷をたくさん入れた麦茶と一緒に食べた。
今年も漬けた梅酒と梅シロップ。実に串打ちをしないほうが、透明感のある出来になるとインターネットで読んだので、今年は作り方を変えてみた。シロップはすでに味見済み。梅酒はまだもう少し。梅酒を漬ける作業が好きなのは、部屋中が青梅の爽やかな香りで満たされるから。
にんにく醬油も漬けた。去年初めて漬けたので、こちらも二年目。新にんにくは皮がやわらかくて、それを剥くと心優しい哺乳類の爪みたいな、きれいな白い実が出てくる。
桜餅が大好き。こちらは桜餅発祥といわれる長命寺山本やさんの桜餅。大きな桜の葉っぱが三枚もついている。店内の緋毛氈が敷かれた椅子でお茶と一緒に頂いた。お店の二階にはかつて正岡子規が下宿していたこともあるんだとか。
先月漬けたこの梅酒を飲めるころには、暑さも落ち着いているんだろうか。